SORACOM Airのスピードテストをしてみた。
はじめに
AWSチームの鈴木です。
SORACOM Air、 s1.fast, s1.standard, s1.slow, s1.minimum と回線速度をユーザコンソールで変更する事が可能です。
今回、SORACOM AirのSIMを取り付けたスマートフォン(Android4.4)を利用して、 3G回線のスピードテストを実施する事ができましたので、その結果を紹介します。
ベンチマーク環境
利用サイト
BNRスピードテスト 画像読み込み版を利用しました。
測定端末
- Freetel nico(Android 4.4 (KitKat), 3G MODEL)
測定場所
- 東京ビックサイト
結果
Download (インターネット→端末)
s1.fast
s1.standard
s1.slow
s1.minimum
Upload (端末→インターネット)
s1.fast
s1.standard
s1.slow
s1.minimum
まとめ
速度クラス | 公称帯域 | 実測速度(DL) | 実測速度(UL) | 1MB利用料金(上り・下り) |
---|---|---|---|---|
s1.minimum | 32kbps | 30.24kbps | 22.42kbps | 0.2 円・0.6 円 |
s1.slow | 128kbps | 118.99kbps | 78.56kbps | 0.22 円・0.7 円 |
s1.standard | 512kbps | 462.47kbps | 258.44kbps | 0.24 円・0.8 円 |
s1.fast | 2Mbps | 1.36Mbps | 366.55kbps | 0.3 円・1 円 |
測定回数は1回ですが、優秀な帯域管理が実施されている事が伺える結果でした。
今回、SORACOM Airの速度クラスを変更しながらスピードテストを行いましたが、 Webコンソールの変更内容が即時に反映されている事が確認できました。
必要なリソースを必要なだけ、クラウドらしい利用が可能となるSORACOM Air。 その活用方法について、これからも探っていきたいと思います。